調味料OEMの価格相場
調味料をOEMで委託製造しているところも増えてきています。OEMで受託製造することで、オリジナルの調味料を効率的に作ることができておすすめです。
ただ、委託製造の費用がどのくらいかかるかわからない、価格相場が不明ということも多いでしょう。
調味料OEMの価格相場は、OEMする内容によって異なりますが、ドレッシングやソースなどの場合は、1パックあたり数百円からになります。
生産ロット数や原材料のこだわり、加工費、包装形態などによっても価格相場が異なります。実際の価格相場を知るには、業者に問い合わせをしたり、見積もりを取ったりする方法がおすすめの方法です。
調味料OEMの価格相場に影響を与えるもの
調味料OEMの価格相場に主に影響を与えるものとしては次のようなものがあります。調味料開発のための費用や製品の構成、仕様によって異なる費用が影響しますので、参考にしてください。
開発費用
調味料OEMをするには、オリジナルの調味料を製造するための試作費用がかかります。何度も試作をしてレシピを決めていく開発費用が必要です。目的やニーズ、ターゲットに合わせた調味料作りのための調査や、実際の原材料調達などの開発費用が必要です。開発には時間もかかり、価格にも影響を及ぼします。
製品仕様別費用
調味料OEMでは、原材料費、製造費、製品包材費、最終商品資材費などがそれぞれの製品の仕様によって必要です。
製造費では、製造数量や製造の形状などによって費用が異なってきます。製品包材費では容器やパッケージなどで変わり、最終商品資材費ではデザインや化粧箱なども費用に影響します。
調味料OEMの見積もりは「1本あたりの価格」だけで比較しない
調味料OEMを検討する際、見積もりの「1本あたりの価格」だけを見て製造会社を比較してしまうことがあります。
しかし、実際の商品化には原材料費だけでなく、製造費や容器、ラベル、物流などさまざまな費用が関わります。
さらに、製造ロットが大きすぎると在庫や廃棄の負担が増える可能性もあります。見積価格だけではなく、販売までに必要となる総コストで比較することが大切です。
原材料費・製造費・包材費・物流費の内訳を確認する
調味料OEMの費用は、原材料だけで決まるわけではありません。使用する原料、製造方法、充填する容器、ラベルや段ボール、納品方法など、さまざまな要素によって最終的な価格が決まります。
例えば、特徴のあるだしやエキス、香辛料などを使用すれば、一般的な原料を使う場合より原材料費が高くなることがあります。また、加熱や撹拌など複数の工程が必要な商品では、製造工程も価格に影響します。
見積もりを確認するときは、次のような項目を整理しておくと比較しやすくなります。
| 費用項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 原材料費 | 指定原料・特注原料を使用するか |
| 製造費 | 加熱・混合など、どのような工程が必要か |
| 充填費 | 瓶・PETボトル・小袋など、どの容器に充填するか |
| 包材費 | 容器・キャップ・ラベル・段ボールなど |
| 物流費 | 納品場所・数量・配送頻度など |
同じ容量の商品でも、容器や原料、製造工程によって価格は変わります。そのため、単純に「1本○円」という金額だけを見るのではなく、どの費用が含まれているのかまで確認することが重要です。
初回だけ発生する費用と継続して発生する費用を分けて考える
調味料OEMでは、初めて商品を開発するときだけ必要になる費用と、製造するたびに発生する費用があります。
例えば、商品によってはレシピ開発や試作、検査、ラベルやデザインに関する準備など、商品化までの段階で費用が発生することがあります。
一方、製造を開始した後は、原材料費や製造費、充填費、包材費などが継続的に必要になります。
そのため、OEMの費用を確認するときは、
- 商品開発時に必要となる費用
- 初回製造時に必要となる費用
- 2回目以降の製造で必要となる費用
を分けて考えることが大切です。
初回の見積もりだけを見て「高い・安い」と判断するのではなく、追加生産を続けた場合にどの程度のコストになるのかまで確認しておけば、長期的な販売計画を立てやすくなります。
在庫・廃棄・保管まで含めた総コストを考える
製造ロットを大きくすると、1本あたりの製造単価を抑えられる場合があります。しかし、単価が安くなるからといって、必ずしも大量に製造した方が得とは限りません。
販売数に対して製造量が多すぎると、在庫を長期間保管する必要があります。また、想定した期間内に販売できなければ、賞味期限が近づいた商品を値下げしたり、場合によっては廃棄したりする可能性もあります。
OEMのコストを考えるときは、
製造費 + 保管費 + 物流費 + 在庫リスク + 廃棄リスク
まで含めて考えることが重要です。
例えば、1本あたりの製造単価が多少高くなっても、販売ペースに合ったロットで発注できれば、過剰在庫を減らせる可能性があります。
「最も安く作れる数量」ではなく、「無理なく販売できる数量」を基準に製造ロットを考えることで、結果として事業全体のコストを抑えやすくなります。
調味料OEMの価格で検討するポイント
調味料OEMをする際には、次のような点で価格を検討することがポイントです。生産ロット数や試作費、包装・容器費用などが価格に影響しますので、しっかり検討してください。
最適なロット数で依頼
調味料OEMでは、生産するロット数によって、価格が異なってきます。ロット数が多いほど割安にはなりますが、賞味期限などがありますので、検討が必要です。最適なロット数でリーズナブルなコストになるように努めることがポイントです。
最適なロット数を計算して、計画的に依頼するといいでしょう。
試作費について再検討
理想の調味料を作るには、試作が必要です。試作費についても予算化しておく必要があります。できるだけこちらのこだわりや理想の味を明確にして、ターゲットもハッキリさせてください。試作の回数を減らすこともポイントの一つです。
また、原材料の調達や試作についても実績のある業者を選ぶことで、試作費を削減できておすすめです。
包装・容器費用についても吟味
包装・容器費用も価格に影響してます。豊富な包装や容器の種類での提供ができる業者に依頼することも大切です。その中から、適切な包装・容器を選ぶことができていいでしょう。また、OEM業者の方から提案してもらう方法もおすすめです。
調味料OEMで実現できること
調味料OEMで費用をかけて委託製造することで、実現できることは次のようなことです。費用をかけても、OEMには次のようなメリットがありますのでおすすめです。
レシピのない理想の味を再現できる
調味料OEMでは、自社のこだわりのオリジナルの調味料を効率的に作ることができます。専門のOEM業者に依頼することで、理想の味を再現でき、レシピ化できます。レシピ化することで、店によって調味料の味が異なるということもなく、統一した味がいつも提供できておすすめです。
料理にあった理想の調味料の味をOEMで再現できることがメリットです。
人気の味を商品化して収益を上げられる
委託製造することによって、自店の人気の味を大量に商品化することができます。オリジナルブランドとして商品化して販売できるため、収益化できていいでしょう。オリジナルブランドとしての認知度を上げ、継続的な収益にも繋がります。
飲食店運営のコストダウンを図れる
調味料を委託製造することで、自店で作っているよりもコストダウンが図れることもメリットです。専門的に一度にまとめて発注し製造してもらえるため、コストダウンとなっていいでしょう。原材料も大量に調達することで安くなります。計画的に作ることができ、外部委託のため、人件費も削減できておすすめです。
まとめ
調味料OEMをした場合の価格相場について紹介しました。費用はかかりますが、理想の調味料を商品開発から製造まで効率的に行ってもらえておすすめです。
製造のロット数や原材料の試作、容器、包装資材などによって、価格を抑えることも可能ですので、最適な方法で依頼してみるといいでしょう。
価格については、OEM業者と調整しながら行えておすすめです。調味料製造のための飲食店での人件費なども削減でき、商品化して収益を出すことも可能です。一度、試してみるといいでしょう。



