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業務用冷やし中華たれを使うメリットとアレンジメニューのご紹介

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暑い時期になると目を引く「冷やし中華」の文字。夏の風物詩として、多くの飲食店で提供されています。味の決め手は「たれ」。他店との差別化をはかるポイントにもなります!そこで今回は、おいしさも、コスパも、アレンジも叶える「業務用冷やし中華たれ」のメリットをお伝えします。

冷やし中華たれとは

冷やし中華といえば、酢と醤油がベースの爽やかな「醤油だれ」が発祥であり、定番ですが、ごまだれやその他のアレンジしたたれも楽しまれています。

冷やし中華たれの歴史

「中華」と名につきますが、冷やし中華の発祥は日本です。昭和初期に仙台の中華料理店から広まりました。中国の「涼拌面(リャンバンミエン)」をベースに、日本流の味にアレンジされて生まれた「冷やし中華」。味わいの決め手となるたれは、醤油と酢がベースの爽やかで甘酸っぱい「醤油だれ」でした。全国各地へ広がると、ごまだれ、マヨネーズのアレンジなど多様に進化していきました。

冷やし中華たれの種類 

冷やし中華たれ2大派閥といえば、「醤油だれ」と「ごまだれ」。

「醤油だれ」は爽やかで甘酸っぱい定番の味です。定番ですが奥深く、お店やメーカーによって酢の組み合わせなどの工夫で差別化されています。

「ごまだれ」はまろやかでコクのある味わいなので、酸味が苦手な方にもおすすめです。ピーナッツや複数の種類のごまを組み合わせればより深い味わいとなります。

醤油だれとごまだれ以外にも、食欲をそそる担々味、鮮やかな赤がインパクトのあるトマトだれ、クリーミーでやさしい豆乳ごまだれなど、さまざまなアレンジのたれで冷やし中華は楽しまれています。

冷やし中華たれの作り方

人気の醤油だれとごまだれの作り方をご紹介します。

醤油だれ

基本の材料は、酢、醤油、砂糖、ごま油、水です。爽やかな味の1番のポイントは、「酢」。酢によって、味わいが驚くほど変わります。くせのない穀物酢もシンプルで良いですが、具材や麺に合わせてオリジナル感を加えるなら、りんご酢、黒酢、米酢がおすすめです。隠し味に辣油、オイスターソース、バルサミコ酢を入れたアレンジも個性が出ます。

ごまだれ

基本の材料は、酢、醤油、砂糖、ごま油、白ねりごまです。酸味控えめの甘みのある味に仕上げます。お好みでマヨネーズやすりごま、ピーナッツ、鶏ガラスープなどを入れると、より濃厚な味わいに仕上がります。

業務用の冷やし中華たれを使うメリット

冷やし中華のおいしさの要となるたれ。店舗で提供される方におすすめしたいのが、「業務用」の冷やし中華たれです。市販の小売り商品や、店舗で仕込む方法もありますが、ここでは業務用のたれを使用した場合のメリットをご紹介します。

大容量でコスパがいい

業務用のたれの特徴は、なんといっても「大容量」です。大容量の業務用商品は、生産コストやパッケージコストが低く、一般的に価格が抑えられています。さらに、たくさんの食数を提供するなら使い勝手も抜群。ホテルパンなどに移す場合にも、大容量なら作業がスムーズです。

アレンジメニューを提案できる

冷やし中華たれの甘酸っぱい味が合うメニューは多く、アレンジメニューにも活かせます。たれの味が完成されているので、多くの調味料を混ぜる手間なく利用できるのも、嬉しいポイントです。

味を均一に保つことができる

店舗の数や仕込みの担当者が複数になると、気になるのが、たれの味のばらつき。業務用のたれは、原料や製造工程を管理し、一度にまとまった量を製造するので、味のばらつきの心配がありません。いつも均一な味のお料理をご提供いただけます。

冷やし中華たれをつかったアレンジレシピ

冷やし中華たれは、他のレシピにもアレンジ可能。味付けの調整に迷うことなく、簡単に味が決まるのでおすすめです。ここでは酢と醤油がベースの「醤油だれ」をつかったアレンジ例をご紹介します。

油淋鶏

食欲そそる「ねぎだれ」は冷やし中華たれにお任せ!ボウルに冷やし中華たれ(ストレート)、すりおろしにんにく、すりおろししょうが、長ネギのみじん切りを加え、混ぜ合わせます。鶏もも肉は、醤油とすりおろししょうがで下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げます。カットしてお皿に盛ったら、混ぜておいたねぎだれをたっぷりかけます。

春雨サラダ

春雨は先にゆでて水で冷やし、よく水気をきります。ボウルに入れ、千切りにしたお好みの野菜、錦糸卵と合わせたら、冷やし中華のたれをかけて和えるだけ。冷やし中華のたれの甘酸っぱい味が、春雨サラダをさっぱり仕上げてくれます。

ナムル

もやし、ほうれんそう、にんじんなどお好みのゆで野菜に、ごま油、冷やし中華たれを加えて混ぜあわせます。お好みで豆板醤などの辛味をプラスするのもおすすめです。

冷やし中華のたれはアレンジ自在!飲食店での使い道とは?

冷やし中華用のたれは、冷製麺以外にも幅広く活用できる万能調味料です。飲食店では、冷やし中華の提供シーズンが終わった後や、たれが余った場合にも、無駄なく使い切る工夫が求められます。
酸味・甘み・コクを兼ね備えた冷やし中華たれは、さまざまなメニューの味付けに応用できるため、アレンジ次第で新たな人気メニューづくりにもつながります。

ここでは、飲食店向けに冷やし中華たれの使い道をご提案します。

冷やし中華たれを再活用したオリジナルメニュー例(レシピ付き)

冷やし中華たれは、和風マリネ液や甘酢あん風ソースとして再活用できます。ここでは、飲食店でも手軽に取り入れられるアレンジレシピを紹介します。

【蒸し鶏と夏野菜の和風マリネ】

材料(2人分)

  • 蒸し鶏(スライス):100g
  • きゅうり、トマト、パプリカなどの夏野菜:適量
  • 冷やし中華たれ:大さじ3
  • ごま油:小さじ1

作り方

  1. 野菜を食べやすい大きさにカットし、蒸し鶏と一緒にボウルに入れます。
  2. 冷やし中華たれとごま油を加え、軽く和えます。
  3. 冷蔵庫で10~15分ほどなじませたら完成です。
    → さっぱりとした味わいで、夏場の前菜メニューにおすすめです。

【冷やし中華たれを使った簡単甘酢あん(酢豚風)】

材料(2人分)

  • 豚こま肉または豚バラ肉:150g
  • 玉ねぎ、ピーマン、にんじん:適量
  • 冷やし中華たれ:大さじ4
  • オイスターソース:小さじ1
  • 水溶き片栗粉:適量

作り方

  1. 肉と野菜を炒め、火が通ったら冷やし中華たれとオイスターソースを加えます。
  2. 全体に味がなじんだら、水溶き片栗粉でとろみをつけます。
  3. 器に盛り付けたら完成です。
    → 冷やし中華たれの酸味と甘みが効いた、手軽な甘酢あんメニューになります。

飲食店では、こうしたアレンジを取り入れることで、仕入れた調味料を無駄なく活用でき、メニューのバリエーション強化にもつながります。

飲食店で冷やし中華たれを使い回す際のポイントと注意点

冷やし中華たれをアレンジする際は、使用する食材とのバランスに注意しましょう。
酸味が強くなりすぎる場合は、少量のだしやごま油で調整すると、よりマイルドな味わいになります。
また、たれ自体が濃い場合は、水やだしで薄めると、さまざまな料理に使いやすくなります。

常に味見をしながら微調整を行い、季節の食材に合わせた一品に仕上げることで、飲食店でも無理なく使い回しができます。

冷やし中華たれの保存方法とロス削減の工夫

冷やし中華たれは、密閉容器に移し替えて冷蔵保存すれば、1週間程度は品質を保てます。余ったたれは早めに小分けして保存し、都度使いやすい状態にしておくことがロス削減のポイントです。また、アレンジメニューをあらかじめ数種類用意しておくことで、スタッフも使い方に迷わず、効率よく活用できます。

飲食店における在庫ロス削減は、原価管理の面でも大きなメリットとなります。

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まとめ

夏に涼を運ぶ、冷やし中華。この夏はおいしくてコスパの良い「業務用の冷やし中華のたれ」で涼を提供しませんか?

麺素株式会社では、「業務用の冷やし中華のたれ」をはじめ、各種液体調味料のPB製造・OEM開発を承っております。ご検討の際は、ぜひご相談ください。